テンサーマとサーマクール、何が違うのでしょうか?
テンサーマとサーマクール FLXは、同じ原理を用いた高周波リフトアップ治療です。熱の伝え方、冷却、痛み、施術時間まで比較すると、最も大きな違いは費用でした。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店のイ・ジスン院長が解説します。

要約: テンサーマ(10THERMA)とサーマクール FLXは、どちらもモノポーラ高周波で真皮層に熱を届けるリフトアップ治療です。熱の伝え方、痛み、施術時間、適している肌の悩みはほぼ同じで、冷却はテンサーマのほうがやや強い傾向があります。実際に選ぶ際は、費用が決め手になることが多いです。
執筆:イ・ジスン代表院長(韓国医師、東西医学博士) · 執筆日 2026.10.9
こんにちは。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店の代表院長、イ・ジスンです。
リフトアップのカウンセリングでは、「テンサーマとサーマクールのどちらを受ければよいですか?」とよくご質問いただきます。結論からお伝えすると、二つの機器は原理が同じで、大きな違いはありません。
高周波リフトアップは、どのようにハリをもたらすのでしょうか?
高周波は皮膚に電気エネルギーを流し、真皮層に熱を発生させます。熱を受けたコラーゲンはすぐに収縮し、その後、数か月かけて新しいコラーゲンが作られます(個人差があります)。そのため、高周波リフトアップは肌全体を引き締め、小じわを軽減するために用いられます。
サーマクールはこの方式の代表的な機器で、2002年に米国FDAの510(k)で目元のしわの改善を目的とした認可を受けました。テンサーマも同じモノポーラ高周波方式を採用しています。
テンサーマとサーマクール FLXを項目別に比較すると
- 熱の伝え方 — どちらもモノポーラ高周波です。原理上の違いはありません。
- 冷却 — どちらも冷却ガス(クーリングスプレー)で皮膚表面を保護します。テンサーマはガスの噴射量が多いため、冷却をやや強く感じることがあります。
- 痛み — 同程度です。痛みは機器よりもエネルギーの強さによって変わります。
- 施術時間 — ショット数が同じであれば、同程度です。
- 適している肌の悩み — 原理が同じため、ほぼ共通しています。小じわ、肌のキメ、全体的なハリが気になる方に適しています。
では、何を基準に選べばよいのでしょうか?
二つの機器に大きな違いがないため、私は費用を基準にご案内しています。オリジナル機器であるサーマクールをご希望であればサーマクール FLXを、同じ原理の施術を費用負担を抑えて受けたい場合はテンサーマをおすすめします。どちらも、結果を左右するのは機器の名前よりも、肌の状態に合わせたエネルギー設定とショットの配分です。
回復と次回の施術間隔
高周波リフトアップでは、多くの場合、当日に軽い赤みが出てもすぐに落ち着き、日常生活にすぐ戻れる傾向があります。ただし、施術当日はサウナや激しい運動など、顔に熱がこもる行動は避けます。コラーゲンが作られるまでに時間が必要なため、変化は数か月かけて現れます。
次回の施術は6か月間隔が最も適しており、少なくとも1年に一度は受けることをおすすめします。
よくあるご質問
Q. サーマクールとテンサーマの両方を受ける必要がありますか?
その必要はありません。二つの機器は同じ原理のため、両方受けると費用を重複してかけることになります。どちらか一つを選び、6か月から1年の間隔で継続して受けるほうがよいでしょう。
Q. どちらのほうが痛みが少ないですか?
同程度です。痛みは機器よりも、エネルギーの強さや施術部位、個人差によって変わります。ご心配な場合は、強さを調整しながら進めます。
Q. ウルセラとは何が違いますか?
ウルセラは超音波で筋膜層まで点状に熱を届け、高周波リフトアップは真皮層に面状に熱を広げます。たるみが気になる場合はウルセラを、肌のキメやハリが気になる場合は高周波をまず検討します。
二つを同じ日に受ける場合もあり、これをレイヤードリフトアップと呼びます。どちらも熱エネルギーでコラーゲンを刺激するため、異なる深さに併せて熱を届けることで相乗効果を期待できます(個人差があります)。
施術後は一時的に赤み、腫れ、熱感、鈍い痛みなどが生じる場合があり、効果や副作用には個人差があります。施術前に医療スタッフと十分にご相談ください。
メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店では、肌の状態とご希望を併せて確認し、テンサーマとサーマクールのうち適した機器をご案内します。過去に受けたリフトアップ治療がある場合は、そちらもお気軽にご相談ください。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店は、宣陵(ソンルン)駅9・10番出口から徒歩4分です。
テンサーマとサーマクールを選ぶ際に確認しておきたい比較ポイントは、当院のNAVERブログでも詳しくご紹介しています。
NAVERブログ — テンサーマとサーマクールの比較ポイント2つ: https://blog.naver.com/dish_6083/224435784820
参考文献
- 米国FDA 510(k) K021402, ThermaCool TC System (Thermage, Inc.), 2002
* 本記事は医療情報の提供を目的としており、効果と経過には個人差があります。正確な診断と施術計画は、ご来院相談にてご案内いたします。