ニキビを潰すと跡になる?ニキビ跡を残す5つの習慣
ニキビを手で潰すと炎症が深くなり、凹んだニキビ跡や色素沈着が残りやすくなります。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店が、ニキビ跡を残す習慣と、すでに潰してしまったときのケア方法をまとめました。

要約: ニキビを手で潰すと、炎症が皮膚の深い層に広がったり毛穴の壁が破れたりして、凹んだニキビ跡や色素沈着が残るリスクが高まります。赤く硬いニキビは潰さず、圧出が必要な場合は消毒された環境で受けるのが安全です。
執筆:イ・ジスン代表院長(韓国医師、東西医学博士) · 執筆日 2026.10.12
こんにちは。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店 代表院長のイ・ジスンです。ニキビ跡のご相談では「昔、ニキビをよく潰していました」とおっしゃる方がとても多いです。ニキビ跡はできてから治療するよりも、できる前に防ぐほうがずっと簡単です。今日は、ニキビを潰すとなぜ跡が残るのか、そして跡を残しやすい習慣についてお伝えします。
潰すとなぜ跡が残るのでしょうか
ニキビは、毛穴の中に皮脂と炎症が閉じ込められた状態です。指で押して潰すと、中身が外に出るだけでなく、一部は毛穴の壁を破って皮膚の内側へ押し込まれます。すると炎症が真皮まで広がり、回復の過程でコラーゲンが足りないと、その部分が凹んだ跡として残ります。
手についていた菌が傷に入り、炎症がさらにひどくなることもあります。また、炎症が長引くほどメラニンが増え、茶色い跡が残りやすくなります。私はニキビ跡のご相談のとき、跡ができた時期とあわせて、当時ニキビをどのようにケアしていたかを必ずお聞きします。その習慣が今も続いていれば、新しい跡ができ続ける可能性があるからです。
✅ CHECK POINT:ニキビ跡を残す5つの習慣
- 手でニキビを潰す — 最もよくある習慣で、影響も最も大きいものです。特に赤く硬いニキビは、潰すほど傷が深くなります。
- かさぶたをはがす — かさぶたは傷を覆い、回復を助けるふたです。早くはがすと、回復が最初からやり直しになります。
- 紫外線対策を省く — 炎症があった場所は紫外線に敏感で、茶色い跡が濃くなり長引きやすくなります。
- 角質を強くこする — 粒入りのスクラブや硬いタオルは、炎症部分にさらに刺激を与えます。
- 炎症を長く放置する — 炎症が長く続くほど、皮膚組織がより深く傷つきます。
5つのうち1つでも当てはまるなら、今日から変えてみることをおすすめします。習慣を変えるだけでも、新しくできる跡を減らす助けになります(個人差があります)。
潰してはいけないニキビ
ニキビは形によって対処法が異なります。
- 白や黒の小さなポツポツ — 自宅で潰すことはおすすめしません。まず洗顔と化粧品を見直し、必要であれば消毒された環境で圧出を受けてください。
- 赤く押すと痛いニキビ — 潰しません。炎症が落ち着くまで待ち、長引く場合は診察を受けてください。
- 中央に黄色い膿が見えるニキビ — 潰しません。自然に破れた場合は押さずに清潔に保ちます。
- 大きく硬くしこりになったニキビ — 絶対に潰しません。早めに診察を受けることをおすすめします。
大きく硬いニキビは、触っても中身が出ず、炎症だけが広がります。このようなニキビが最も跡を残しやすいのです。
すでに潰してしまったら
- それ以上押さず、きれいな水でやさしく洗います。
- 傷ができた場合は、軟膏を薄く塗るかニキビパッチで覆い、手が触れないようにします。
- かさぶたができたら、自然に取れるまでそのままにします。
- 日中は日焼け止めを塗ります。
- 赤く腫れたり、熱を持ったり、痛みが強くなったりしたら診察を受けてください。
潰したあとが数週間たっても赤く残っていたり、斜めから光を当てるとわずかに凹んで見えたりする場合は、ニキビ跡の初期の段階かもしれません。この時期は跡がまだ硬く固まる前なので、刺激を減らして紫外線を防ぐケアだけでも、残り方が変わることがあります(個人差があります)。私はこのような方に、まずご自宅で守っていただくケア方法をお伝えし、必要に応じて肌の状態に合った治療を一緒に計画します。
同じ場所にニキビを繰り返すなら、潰す習慣よりも、ニキビができ続ける理由を先に確認する必要があります。睡眠、ストレス、生理周期、化粧品など再発につながる要因を一緒に確認すると、潰したくなるニキビそのものを減らすことができます。
よくある質問
Q. 皮脂の圧出器具は使っても大丈夫ですか?
自宅で使う圧出器具も力加減が難しく、消毒が不十分だと傷や炎症を残すことがあります。ポツポツが多い場合は、クリニックで圧出を受けるほうが安全です。
Q. ニキビパッチを貼ると跡が残りにくくなりますか?
パッチは傷を覆って手が触れないようにし、うるおいを保つのに役立ちます。ただし、皮膚の深いところの炎症を治療することはできません。
Q. すでにできてしまった跡はどうすればいいですか?
表面が平らな赤い跡や茶色い跡は、時間がたつと薄くなることが多いです。跡が長く残る場合や凹んだ部分がある場合は、一度ご相談ください。
ニキビの圧出やニキビ跡の治療後、一時的に赤み、腫れ、あざ、かさぶた、色素沈着などが現れることがあり、効果や副作用には個人差があります。施術前に医療スタッフと十分にご相談ください。
メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店では、ニキビ跡ができる前の段階のニキビもあわせてケアしています。つい潰してしまうニキビがある方は、跡になる前にお気軽にお問い合わせください。メディカルブルーム韓国美容クリニック COEX店は、宣陵(ソンルン)駅9・10番出口から徒歩4分です。
参考文献
- 米国皮膚科学会(AAD)、Acne scars: Diagnosis and treatment(患者向け案内)
- Fabbrocini G, et al. Acne scars: pathogenesis, classification and treatment. Dermatology Research and Practice. 2010.
* 本記事は医療情報の提供を目的としており、効果と経過には個人差があります。正確な診断と施術計画は、ご来院相談にてご案内いたします。